Z900RS！最強伝説の始まり？カフェスタイルのカスタムも始まった

2017年の東京モーターショーで展示されたKAWASAKI　Z900RSが遂に市販開始されて、価格が130万円台に到達するにも関わらわず、予約を待つほどに人気沸騰中らしい。
すでにノーマルから各種のカスタムが始まっており、その中にはカフェスタイルなども見られてきて今後暫くはZ900RS関連がカスタム市場を奮わすのかもしれません。

人気のZ900RSは、数年前から噂には上がっていて、プロトタイプの画像が時々出ていましたので、近い将来に実現するのだろうと、期待を含まらせた人達が「待っていました」と殺到したのでしょう。

Z900RSは、ご存じの方も多い思いますがKAWASAKIが1972年に海外向けに作った「Z１」と呼ばれる900ｃｃの空冷4気筒車が元祖です。

これは海外向けのため、日本の市場では発売されず、その後に日本の国内向けとしては直系となる「ゼッツー」として有名な750㏄のZ750RSが発売されました。

ゼッツーは、当時人気のHONDAのCB750Fourに対抗するように生まれて、実際に70年代からその後もCBナナハン派かゼッツー派かに分かれて人気を二分するようになりました。

そんな当時は、日本では750㏄が最大排気量車として認可されていましたので、それ以上の排気量車を乗るには殆んど海外より逆輸入する方法を取るしかなく、日本のメーカーのZ1（900㏄）を乗るにはハーレーダビットソンのように海を渡って運ぶしかありませんでした。
（日本のメーカーとはいえ、Z1は実際には海外工場生産が殆どである）

その伝統を受け継いだ最新のZ900RSは、「ネオレトロ」と位置づけされることもありますが、中身は
現代のバイクであり、「H2」など最速のバイクを作るKAWASAKIの最新作です。
外見上ノーマルでもかつての「Z1」を彷彿させる火の玉タンクやZ900RSのロゴなどもありますが、水冷であり、インジェクションであり、モノサスといくつもの現代技術が大いに組み込まれています。

世間でも「Z1とは別物である」「水冷より空冷が良い」「無理やり感がある」など一部の声も見かけ
ましたが、現行車として復活するならこのような現代版のZ900RSになるのでしょう。

また早くもカスタム市場も動き出しており、外見をKAWASAKIカラーに統一したり、カフェスタイルの動きも見られ、旧車のZシリーズやゼファーのカスタムから流れはこの新しいZに傾いていくかと思います。

とにかく、今後のZ900RSとカスタムに注目していくべきでしょう。

（やっぱり伝統の4本マフラーもカスタムで復活してほしいですね）

Z900RS　早くも多くのカスタムビルダー達が、我々の手本となるバイクを作り始めてくれている。
出典：ヤフーニュース　
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171130-00010001-eipub-life

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